NexusArchitectとは
Claude Code上で動くツール、NexusArchitectが何をしてくれるかの全体像
NexusArchitectは、Claude Code上で動く開発支援ツールです。プロダクトの企画から、コードの実装・レビュー・マージまでを、ひとつの流れ(パイプライン)としてつなげます。
内部は4つの部品(サブプラグイン)に分かれています。
product
プロダクトの方向性を決める部分。Vision(何を目指すか)→Scope(何を作るか)→ペルソナ→ユーザーの行動の流れ→画面のモック→機能定義→データモデル→ドメインの整理→API設計→NFR(性能などの品質要件)→アーキテクチャまでを順に進める
architect
設計・実装・レビュー・マージを進める部分。新規開発(グリーンフィールド)と既存システムの改修(レガシー)の両方に対応し、作業の管理からコード生成、レビュー、マージまでを担当する
scalardb
データベースにScalarDB/ScalarDLを使う場合だけ関わる部分。データの設計・コード生成・困ったときの相談に対応する
infra
クラウド基盤(Terraform/Kubernetes/CI)を使う場合だけ関わる部分。マルチクラウドを前提に、基盤の設計・実際のインフラリポジトリへの実装・レビューに対応する
product/architectの2つはreports/フォルダを介してつながっており、scalardb/infraはそこから条件つきで枝分かれする部品です。
設計の考え方
NexusArchitectには、3つの大事な考え方があります。
reportsフォルダを唯一の正解にする
各作業の結果はreports/00_core/, reports/01_ux/, reports/02_spec/,
reports/03_domain/, reports/04_quality/のように、番号付きのフォルダへ整理されます。後の作業は必ずこのreports/を読んで進むので、情報が食い違うことがありません。
IDで全工程をつなぐ
VIS-, NSM-, SCP-, FEAT-, ENT-, CTX-, API-, NFR-, KN-のようなIDを、決定ごとに発行します。
このIDをたどれば、「このコードはどの資料のどの決定から来たのか」を後から確認できます。
仮説をまず確かめる(検証駆動)
特にproduct側では、「作ったものが正しいか」を後で確認するのではなく、「今賭けている仮説は何で、それを安く確かめる方法は何か」を先に考えます(/product:validate-assumptionsという確認ステップがあります)。
NexusArchitectは、Claude CodeのSkill(スキル)という仕組みの上に作られています。各コマンド(/product:define-vision、
/architect:export-backlogなど)は1つのSkillとして実装されていて、Claude自身がSkillツールで呼ぶか、ユーザーがスラッシュコマンドを直接打つことで実行されます。
このドキュメントの読み方
はじめに
使い始める前に必要な準備(導入方法・前提条件・出力フォルダの構造)を確認する
基本の仕組み
実行順序のルール、確認ステップ、共有される知識パックなど、全体を支える仕組みを理解する
スキル詳細
product / architect それぞれのパイプラインと、作業管理の一連の流れ(バックログ運用)を詳しく調べる
チュートリアル
実際のプロダクト「EASE」を例にした、企画から実装までの一連の流れをたどる
プラグイン本体のソースコードはwfukatsu/nexus-architectにあります。 このサイトはドキュメントだけを扱っているので、不具合の報告や機能の要望は本体のリポジトリへお願いします。